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春日記 No.10 パリ紀行編 ~その5~ 黒人
                       2015.6月

 ほとんどの移動は地下鉄でした。座席が少なくて、出入口の側につかまれるポールがあります。ポールにつかまる手の肌の色の違いに戸惑いました。白、黒、黄色、人種のるつぼです。
 島国からほとんど出たことがない島国人間には、大陸では普通のコントラストが驚きの光景でした。
 特に黒人の方々が本当に多いです。郊外の街には黒人専用の美容院があって髪のスタイルがユニークだったり、洋服もカラフルで、髪にはターバン(似合うんですよねぇ~)。体型も縦にも横にも黒くて大きいので怖いほどですが、実はとってもやさしいです。わからずモタモタしている電車のドアを開けてくれたり、ぶつかったりするととてもジェントルマン!地下鉄は特にスリが怖いのですが、きちんとした服装の黒人さんの近くにいれば安心でした。
 自分たちの悲しい歴史にくじけず、強くやさしい心を持っているのは、痛みを感じた人種だからこそなのかと、おこがましい平和な島国人間はこのパリに滞在の間で時々思うことでした。
 まぁ、こんなことを記すとフランスのイメージが悪くなるとは思いますが、白い方々はプライドが高いのかアジア人には本当に冷たい。「私たちが何をしたの?」と聞きたくなるほど(語学力の壁故泣き寝入りするしかない場面がたくさんあった)、アジア人だとさっきまでの笑顔が消える人がいます。素敵な街並みにあぐらをかいているような気がします。もったいないですよねぇ~。
                            つづく 2015.June.21st

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