春日記 No.8 パリ紀行編 ~その3~
パリディズニーランド 2015.1月 パリにディズニーランドがあることをご存じですか!?
「1992年パリの東32キロにオープン」の特集を、以前とあるファッション誌で知り、それからずっと憧れの地にある夢の世界は必ず行ってみたいところでした。 パリに着いて3日目でパリ郊外へ電車で行くディズニーランドはかなりドキドキとワクワクの強気の挑戦でした。 チケットを買って(これがまたどこが入口なのか分からずウロウロと、すぐに挫けそうになりました。)、「眠れる森の美女の城」を目の前に(パリはシンデレラ城ではないのです。)私のテンションはマックスでした。―――が、じわじわと下がるわ、下がるわ・・・。 まずトイレは汚れています。 売店も閉まっているところがあります。 アトラクションも少ないうえに、故障中が多いです。 スタッフも少ないです。そのうえ笑顔が少ないです。 着ぐるみも少ないです。 ―――要するにやる気がないのです!東京ディズニーランドに比べたら全然ダメ! 本当にこんな様子を記すのは心苦しいのですが、”おもてなし”の心はほとんどありません。 はるばるやって来たのに本当に凹みました。 ただ、かわいらしいプリンセスのドレスを着たフランスの小さな子どもたちは、まさに絵本から抜け出したようで、透き通るような白い肌にピンクのほほ♡。宮廷画のお姫さまそのものでした。 オープン当時の輝きはどんどん色褪せているようで、夢と現実が入り混じるパリのディズニーランドでした。 何より残念なのは、もう来ることはないな・・・っと思ってしまったことです。 つづく 2015.January.10th |